空間デザインと体感音響で見る「ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S」に行ってみた

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映画館の基本情報(正式名称・アクセス)

映画館名:ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1
MARK IS みなとみらい 5階

最寄駅:
・みなとみらい線「みなとみらい駅」直結
・JR「桜木町駅」から徒歩約8分

Googleマップ:

https://maps.google.com/?q=ローソン・ユナイテッドシネマ+STYLE-S+みなとみらい

この映画館を一言で表すと

この映画館を一言で表すなら、「映画に入るための準備を、空間そのものが手伝ってくれる映画館」だと感じました。

派手な装飾やテーマパークのような演出で高揚感をつくるタイプではありません。観客の気持ちを一度フラットに戻し、作品そのものへ集中させるための“器”として設計されている映画館です。

ロビー空間の印象|にぎやかにしすぎない設計

ロビーは全体的に広く、待合スペースや座れる場所も多く用意されています。ただ、私が訪れた時間帯は利用者が多く、ほとんどの席が埋まっていました。

インテリアの視点で見ると、グレーやブラックを基調とした色使い、反射を抑えた素材選び、情報量をあえて抑えたサイン計画が特徴的です。

ここは「楽しいロビー」を目指す空間ではなく、通過点としてのロビーを丁寧に設計している印象を受けました。映画館自体が主役にならないための、意図的な引き算だと感じます。

チケット・入場動線|映画を見る前に一段階置く仕組み

この映画館では紙チケットの発券が必須で、開場は上映の約10分前です。スマートフォン一つで完結しないため、チケットを発券し、それを持って入場するというワンアクションが入ります。

※下の階にはレストランやフードコート、各種店舗などがあるので紙チケットを版権として提出することで割引サービスも受けられますよ

一見すると紙チケット発行は手間に感じましたが、日常から映画へ意識を切り替えるための小さな儀式のようにも感じられました。ペラペラとしているので、無くさないよう注意していくださいね

トイレの配置と規模|用途で分けられた設計

入口付近のトイレ

入口付近の女子トイレは個室が3つ、洗面台が2台とコンパクトです。化粧直し用の大きな鏡はなく、手を洗ったらすぐ次の人に譲るような使い方になります。

入場後・館内奥のトイレ

入場後、十字の通路を右に進み、複数のシアターを越えた奥にあります。こちらは女子トイレの個室が8つほどあり、多目的トイレも比較的広めです。

洗面台は2台ですが、背面が大きな鏡になっており、身だしなみを整えることができます。短時間利用と滞留利用を分けた設計だと感じました。

通路デザイン|気持ちを静かに映画へ向ける廊下

スクリーンへ向かう通路は天井が低めで、壁面装飾は最小限です。床に等間隔で落ちる暖色のスポット照明が印象的でした。

視線が自然と足元に落ち、歩くスピードも一定になります。

この通路は単なる移動空間ではなく、感情を上映モードへ切り替えるための緩衝帯として機能しているように感じました。

上映前映像の構成|予告と企業CMが混在する時間

上映前には映画の予告編と企業CMが混ざって流れます。作品世界へ一気に引き込むというより、現実から映画への移行をゆるやかに行う構成ですかね。

この点も、全体の「急激に盛り上げない」設計思想と一致しているのかもしれません。スポンサーがいないと映画館の運営も厳しいでしょうし…

座席と体感音響|音が身体に届く感覚

座席のサイズ感

座席の前後幅は一般的ですが、足元のスペースは広めに感じました。左右の幅も窮屈さはなく、前席の背面には荷物フックや傘掛けがあります。

体感音響の特徴

体感音響は常時揺れるわけではありません。重低音や爆撃音など、低域の音が出たときに、背中や座面から音が伝わってくる感覚があります。

振動というより、音圧が身体側に回り込むイメージに近いです。肘元には操作ボタンがあり、体感機能を調整できそうな印象も受けました。

床材と音環境|足音が響きやすい点には注意

シアター内の床材は足音が響きやすく、特にハイヒールは音が目立ちそうだと感じました。ただ、私が観た回は観客が少なかったため、周囲の生活音はほとんど気になりませんでした。

動線の注意点|入場と退場が同じルート

この映画館では入場と退場が同じ導線です。そのため、鑑賞後にはこれから観る人と動線が交差します。

会話の内容によってはネタバレが耳に入る可能性があるため、注意が必要だと感じました。

まとめ|映画館が主張しすぎないという価値

ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいは、ロビー・通路・客席すべてにおいて、映画館が主役になりすぎない設計が徹底されています。

インテリアコーディネーターの視点で見ると、これは非常に高度な引き算です。空間が静かだからこそ、映画の音や映像、余韻が自然と前に出てきます。

映画を観るための環境を大切にしたい人にとって、一度は体験してみる価値のある映画館だと思いました。

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